※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

キャットフードの成分表示(粗~)

キャットフードの成分表示の中に粗のつくものがあります。
粗タンパク質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分などです。
この4つの成分について粗と表示されているのは、栄養成分の分析の精度を表したものです。
食品の栄養成分の表示では使われていませんが、ペットフードは栄養成分を保証するという意味から分析上の保証精度を粗という文字で表しています。
これらの成分を測定する場合、純粋にその成分だけを測定しているのではなく、分離するのが難しい他の成分まで含めて測定しているために、他の成分を粗という文字で表現しています。
粗という文字を見ると、粗悪、粗雑、粗品、粗末など、悪イメージばかりが浮かんできますが、成分が悪い、あるいは品質が悪いということは全くありません。
人の口にする食品よりも、キャットフードの方が正確な表示をしているということです。

粗タンパク質であれば、アミン、核酸、硝酸塩などアミノ酸やアミン類。
粗脂肪であれば、ビタミンや他の成分。
粗繊維であれば、セルロース以外のリグニン、ペントサン、キチンなどの一部です。
粗灰分は、ペットフードを燃やし、その灰を測定します。
灰にはナトリウムやカルシウム、マグネシウムなどの純粋なミネラルの他に酸化物を含んでいますので、それを粗と表現しています。
しかし、この中で粗タンパク質は、他の成分の含有量は微量で、かなり少ないため、タンパク質そのものと考えてもいいでしょう。
「粗」や「以上」「以下」の表示の仕方は日本独自のものではなく、世界共通になっています。
純粋な成分の測定値ではありませんので、これらの表現を使っています。
英語で「粗」は、天然のまま、あるいはそのままという意味で「crude」が使われ、「以上」「以下」は、「max.」や「min.」で表示されます。

キャットフードに含まれる成分の検出方法は、薬品を使用したり、高温で燃焼したりと、いろいろあります。
しかし、食品に含まれる成分量を正確に分析・測定するということは難しいものです。
おおよその成分量が把握できれば十分なものです。
大切なのは正確な成分量ではなく、猫の健康にとって良いものであるということです。
キャットフードの質の良し悪しといっても、普通の方ではなかなか見極めることは難しいですよね。
そんなときにはランキングや口コミを参考にしてみると良いでしょう。
こちらにはランキング上位で口コミでも評判の良いキャットフードが紹介されています。
こちらの商品のようにランキング、口コミともに評価の高い商品はほかにもいくつかありますのでぜひ参考にしてみてください。
また、子猫・成猫・高齢猫と猫の年齢に応じてキャットフードを切り替えていくことも大切です。
子猫用のキャットフードの特徴はこちら
成猫用のキャットフードの特徴はこちら
高齢猫用のキャットフードの特徴はこちら
にそれぞれ詳しい解説が載っています。

この記事を読んだ人におすすめのコラム

トップに戻る