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キャットフードの原材料(玄米)

穀物などの炭水化物は肉食の猫にとっては不要なもので、健康にとっても好ましくないと言われますが、自然の中では捕獲した小動物に含まれる穀物などを体に取り入れていますので、多少は問題ありません。
むしろ、少量であれば、与えた方が健康にもいいのです。
穀物アレルギーを心配する方もありますが、猫は穀物が苦手というだけで、玄米よりも牛・豚・鶏などの方がアレルギーを起こしやすいと言われています。

玄米は白米に比べて炭水化物やカロリーが少なく、ビタミンやミネラル、食物繊維、フィチン酸などを豊富に含み、健康維持に役立つものです。
消化は良くありませんので、少量に抑える必要はあります。
玄米の食物繊維に含まれるフィチン酸は、体内の有害な物質を排出してくれる働きがあります。
多少ミネラルの吸収を阻害し排出してしまうという欠点もありますので、大量に加えることはできません。
しかし、身体に負担をかけることなく手軽に毒素を排出して体の掃除をしてくれますので、少量の玄米は効果的です。
また、尿路結石や腎臓結石の予防、歯垢形成の抑制、がんの予防にも役立つ可能性があると、研究がすすめられている成分でもあります。

玄米には必須アミノ酸のアルギニンも含まれています。
猫の活動には欠かせない成分で、タンパク質が分解されて生じるアンモニアを無毒化し、尿に変えて排出してくれる働きがあります。
免疫機能を活性化し、細胞増殖も促進しますので、外傷や感染症にも強くなります。
その他にカリウムも含まれています。
細胞の正常な機能に必要なミネラルで、ナトリウムとともに酸塩基平衡を保つ重要な働きをしています。
神経刺激の伝達やエネルギー代謝に大きな役割を果たしています。
また、心臓や腎臓などの機能をサポートしています。
カリウムが不足すると、低カリウム血症を引き起こし、肝性脳炎の原因ともなりますので、重要な栄養素なのです。

玄米は消化には良くないけれど、ビタミンを多く含み、食物繊維は胃や腸などをきれいにしてくれ便秘解消にもいいという程度の認識だったと思います。
しかし、生命維持や健康維持のための重要な成分を含んだ食材です。
各フードメーカーがこだわりを持って作るキャットフードは、原材料は違っても、無駄なものは入っていないはずです。
原材料の働きを理解して、良いフードを選んであげましょう。
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